キュウリを作るときは、まずキュウリの種を植えます。
ナスを作るときはナスの種を。リンゴを作るときはリンゴの種を。どんな作物もまずは種を蒔きます。
決してナスの種を蒔いてキュウリができることはありません。
リンゴの種を蒔いてメロンができることもありません。
これが自然界の原理原則です。
この原則は日常生活にも当てはまると思います。
今回は、種蒔きについてお伝えしていきたいと思います。
蒔いた種はみな生える
日常生活の中で、楽しい事や嬉しい事。また、辛い事や悲しい事など。様々な出来事が起こってくると思います。それらの出来事はたまたま起きてきたのではなく、その種を自分で蒔いたから起きてくるのだと思います。 嬉しい出来事には嬉しい種を蒔いたから。辛い出来事には辛い種を蒔いたから。
しかし、自然界とは一つ大きく異なることがあります。
作物の場合はキュウリの種を蒔けば、キュウリができます。
日頃の行いは、作物とは異なります。良い行いとしてトイレ掃除をしたとします。良い行いをしたらお金が増えるというような絶対的な原則はありません。しかし、日々の行いの積み重ねが様々な出来事の種であるという事です。
タネ通り
良い行いをすれば、良い出来事が。
悪い行いをすれば、悪い出来事が。
起きてくる出来事は行い通りのことばかりです。
まずは自分自身の身の振り方、暮らし方を客観的に見ることが大切です。
会話の中でその場のノリで口にする言葉や、何気ない仕草や、何気ない行動。自分が無意識のうちにしている行いに目を向けてみましょう。
意識してする行いは、意識づけ次第で変えることができます。しかし、無意識の自分はなかなか変えることができません。無意識をいかにして変えていけることができるか。
もし、無意識のうちにしている行いで人を傷つけていたり悲しませていたら、自分自身に必ず悪い出来事が起きてくると思います。意識して悪い行いをしようとか、人に迷惑をかけてやろうなんて人はいないと思います。何をするにも、人に喜ばれるような選択を心がけましょう。
それが良い種まきに繋がるのだと思います。
最高のタネを
どうせ蒔くのなら良いタネを蒔きませんか?
人様に喜ばれる行い。面と向かって感謝の言葉がないことも多いかもしれませんが、人のためになる。人の助けになるような行いを心がけましょう。その心がけをしていれば、必ず良い出来事として良い実(結果)ができると思います。それは、どんな実(結果)かは誰にもわかりません。
まずは手始めに笑顔の種まきをしてみませんか?
笑顔は誰にでもできる種まきです。
笑顔は、たとえ自分が辛い状況であっても、作ろうと思えば笑顔を作れるのです!
「笑う門には福来る」
笑顔の種まきをすれば、笑顔になる出来事が芽生えます!
ぜひ、笑顔を心がけてみてください!
明るい笑顔で、元気に挨拶。これも素晴らしい良いタネだと思います。決して笑顔だけではありません。人それぞれ、得意分野でできる、喜びのタネをたくさん蒔きましょう!!
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