「完璧」
とてもいい言葉です。何一つ欠点の無い状態。非の打ち所がない。
「あの人みたいな完璧な人間になりたい。」
誰しも一度は思ったことがあると思います。
「自分と他人を比べて、得することなど何一つない!」ということをお伝えしていきたいと思います。
のび太くん
のび太くんは、決して運動神経が良いと言うわけではありません。
のび太くんは、学年で一番の成績を残せるほどのかしこさを持ち合わせているわけではありません。
のび太くんは、誰とケンカしても勝てるほど強くありません。
のび太くんの家は大金持ちではありません。
のび太くんは、まるで世界一不幸な少年のように聞こえますが、果たしてそうでしょうか?
ここであげたのび太君の状況は全て他人と自分を比べた結果から得られた自分です。
いつもドラえもんに
「僕もあんなスネ夫よりもカッコいい、おもちゃが欲しい」とか
「しずかちゃんに出木杉よりも僕の方がかっこいいと思われたい」とか
のび太君のように、他人と比べることで、あたかも自分は不幸なんだ。と感じてはいませんか?自分で自分を不幸に陥れてはいませんか?勝手にストレスを感じたりしてはいませんか?
完璧
「完璧」とはとても聞こえがいいです。しかし、完璧を目指すと、自分の足りていない点、欠点ばかりが目につくのです。欠点を見付けては改善。また改善。
自分の足りていない点ばかり探している人生に喜びはあるのでしょうか?
また、「完璧」を追い求める習慣は自分だけでなく、他人にまで影響を及ぼしてしまいます。
「〇〇さんのやり方では効率が悪い」とか
「〇〇くんの対応が良くなかった」とか
人のできていない点ばかりが目につき、人にも完璧を求めてしまう。
職場や学校など一緒に過ごしている人から、欠点ばかり指摘される。そんな事ばかり言われる人と一緒にいたいと思いますか?指摘されて嬉しくなる、幸せなんです。なんて思う人はごくごくわずかです。
「完璧」は追い求めれば求めるほど、完璧からかけ離れ、自分の周りからも人が離れていってしまう。そんな可能性があるのです。
完璧な人などいない
世界中の誰からも認められる「完璧な人」はおそらくいません。しかし、「ダメな人」もいないと思います。同じ人間という部類ではありますが、決して同じ人間など1人もいない。自分と他人を比べる事、それ自体が無意味であるという事を理解できたら、自分で自分を苦しめることなど無くなると思います。
むしろ、僕もあなたもperfectです!
自分と他人を比べる必要がないのですから、皆それぞれがperfectであり、 更により良くなる伸び代があるということ!
他人を見て、僕もあの人みたいになりたい!という向上心は大切です。しかし、僕はあの人みたいにはなれない。僕はダメだ。と悲観しないように気を付けましょう。
Mr.perfect!Mrs.perfect!
今を喜んで、今を楽しんで、最幸の1日を過ごしましょう!
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