人前に出るとき、誰しも緊張すると思います。
学校での発表。会社でのプレゼン。諸行事での挨拶等々。
誰もが体験するであろう緊張。
誰だって緊張したくない。余裕をもって人前に立ちたい。そう思っていると思います。
緊張の原因と解決方法をお話しします。
緊張とは
そもそも緊張には「良い緊張」と「悪い緊張」の2つの緊張が存在します。
1つ目は、うまくできるかという「良い緊張感」
この緊張感にはある大前提が存在します。それは準備です。
例えば、会社のプレゼン。
プレゼンに向けてたくさんの資料を準備し、わかりやすいように内容を構成する。そして、何度も何度も練習をする。本番に向けて、失敗しないように、自分に出来る限りの準備をするという大前提が存在します。
この緊張感は、プレゼンの直前に高まります。
プレゼン当日、「それでは山田くんお願いします。」
その瞬間、緊張感は最高潮。しかし、その先は練習の量で決まります。練習通りの結果が待ち受けています。
自分に出来る最高の準備をしたのなら、どのような結果でも満足のいくプレゼンになること間違いなし。
これが「良い緊張」です。
もう一つの緊張が、不安や焦りによる「悪い緊張」です。
この緊張は、先ほどの緊張とは異なり何も準備をしていない状態の時に訪れます。
先ほどの例では、自分に出来る最高の準備という大前提が存在しました。
2つ目の緊張はこの大前提が存在しない状態を指します。
「なんとかなるだろう」そんな安易な考えで取り組んだ時に訪れます。
それまでにたくさんの経験値があるなら乗り越えられるでしょう。しかし、経験も準備もしていない場合、その多くが失敗を経験してしまいます。
経験不足・準備不足から人前に立った時に極度の緊張から頭が真っ白になる。言葉が詰まり喋れなくなる。
不安や焦りが積もり積もった結果です。
このように、緊張には2つの種類があるということを理解しましょう。
受け止める
さて、今の自分自信に訪れる緊張感は先ほど申した2種類の緊張のどちらに部類しますか?
学校での発表や会社のプレゼンなど、緊張しそうな場面までの過程を省みてください。
自分に出来る最高の準備をしているのか。準備を怠っているのか。どちらの自分ですか?
出来る限りの準備をしているのなら、その緊張は「良い緊張」であり、最高の結果へと導いてくれるものです。
逆に、準備不足からくる「悪い緊張」であるのなら、自分に出来る最高の準備を心がけましょう。
まずは、その緊張の種類を知ることが大切です。すると、原因が理解できます。
成功する人は、常に最高の準備をしているとも言えるでしょう。
「緊張」とは決して悪影響を及ぼすものではありません。誰だって緊張はします。
今の自分を受け止める、良い判断基準にもなると思います。
緊張をうまく利用しましょう。最高の結果を得られるよう、出来る限りの準備を心がけましょう。
中田敦彦さんのすてきな授業より
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