目次【過去と今と未来】
人それぞれの人生には、「過去」と「未来」そして「今」があります。
今回は「過去」と「未来」について考えてみたいと思います。
過去
過去とは、過ぎ去りし日々のこと。1秒後はもう過去であり、20年生きてきた人には20年分の過去。80年生きてきた人には、80年分の過去が存在します。
過去とは、全てが結果として残るものであり、人前で語れるような良い思い出もあれば、なかなか言いにくい失敗や経験もあることでしょう。
過去の出来事
過去の出来事とは、人それぞれです。
過去とは、この世に生まれ落ちてから今現在までの生きてきた道のりが過去となります。また、自分が生まれ育った家や生まれた地域や国なども、あなたの過去として関係する場合もあるでしょう。
「過去」といっても、人それぞれに捉え方や考え方が存在します。
判断
では、どのように「過去」を受け止めておられますか?
よく、こんなことを聞きます。
「あの時の行いが悪かったから、痛い目にあった」
「昔はひどいことをしていたから、幸せになれない」
というような、過去の経験から今の出来事や未来の出来事を予測しまっていること。
僕は思います。過去の経験や体験は、今起きてきた出来事や、自分自身の未来を予測する判断にならないと思います。
未来
未来は誰にもわかりません。わかるはずがありません。
過去のやってきた事。過去の行いが、その人の未来を決めつけるとは思いません。
関係ない
過去、人様に迷惑をかけた。過去、人から認められないようなことをしていた。自分の好き勝手なことをしていた。など…
よく人の過去の生き様を理由にその人を受け入れられない人がいます。
「あの人は昔、好き勝手いしていたから受け入れられない…」
では、そんなあなたに伺います。
「あなたは、今までの人生の中で、人様に迷惑をかけることもなく、誰にも自慢できるような、そんな人生を、そんな生き方をされてきたのでしょうか?」
過去に失敗や人に言いたくない経験、迷惑をかけたことがない人はいないと思います。
なぜ、自分のことを棚にあげて他人を過去で判断するのでしょうか。
やはり、大切なこと、今見るべきは「今の姿」だと思います。
「今」と「未来」
過去はどうしようもできません。過ぎ去りしことを変えることは不可能です。でも、今やること。これから先の未来は変えられます。
今まで人様に迷惑をかけてきたのなら、喜んでもらえるような行いをすることだってできます。
むしろ、迷惑や失敗などの経験をした方がより一層人様の心に寄り添えることだってあります。
人を見るときは「過去」を見るのではなく「今」を見ることを心がけましょう。
まとめ
誰しも「過去」というものを背負って生きています。
その「過去」とは必ずしも全てが良いものとは限りません。
それは僕自身にも言えることでありあなたにも言えることであります。
ただ、人の過去とは人それぞれにあるということ。そして、どんな過去でも受け入れられる心。
どんな人でも必ず失敗やミスはあります。その事実だけで、その人を判断したり、この先のことを決めつけることのないようにする。これが、人を見る礼儀だと思います。
互いに認め合い、互いに助け合える素敵な世界を!
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