多くの人が知らない・わかっていない「働き方改革」の意味

スポンサーリンク
生き方

働き方改革と聞いて何を思い浮かべますか?

「残業を減らす」「休日を増やす」「給料を増やす」

おそらく大半の方がこのように理解されていると思います。勤務時間や給与などの改善もその一つではありますが、その点はあくまで、枝葉の部分。

なぜ、「働き方改革」と国が提唱しているのか。

その理由を、根本をしっかり理解する事が大切です。

理由

なぜ「働き方改革」をする必要があるのか。

その理由は人口の減少です。

日本の人口は年間に100万人のペースで減っていると言われています。人口が減ることによる一番の問題は消費量が減るという事です。すると、人々を豊かにする「お金」が流通しなくなり、苦しい生活をする生活困窮者が増えるという、スーパー悪循環に陥っているのです。

その中になって、超高齢化社会、少子化が追い風となり、労働人口の減少へとつながっているのです。

「働き方改革」の本来の意味とは、人口減少による、消費者の減少、労働人口の減少による日本経済の悪化を防ぐために推し進められているのです。

生産性

インターネット進化、スマホの普及によって、情報の量が爆発的に増えました。

今の世の中では、今まではできなかった事が可能になるのです。

例えば、子育てをしているお母さんが子育ての隙間時間で稼ぐ事。

会社に所属しなくても、お金を稼げる時代になりました。

私たち、一人一人の可能性を存分に発揮して、その能力をお金に変えられる時代になったのです。

歌手になりたいのなら、youtubeに歌をアップすれば歌手デビューできるのです。

できないことの方が少ない。そんな世の中なのです。

自分自身の可能性に蓋をするのではなく、やりたいこと!やってみたいこと!にどんどんチャレンジするシステムが「働き方改革」の提唱していることとも言えます。

柔軟な思考

ここで、平成28年9月27日に出された「第一回働き方改革実現会議」の項目を確認します。

1、同一労働同一賃金など非正規雇用の処遇改善

2、賃金引き上げと労働生産性の向上

3、時間外労働の上限規制の在り方など長時間労働の是正

4、雇用吸収力の高い産業への転職・再就職支援・人材育成、格差を固定化させない

5、テレワーク、副業、兼業などの柔軟な働き方

6、働き方に中立な社会保障制度・税制など女性・若者が活躍しやすい環境整備

7、高齢者の就業促進

8、病気の治癒や子育て・介護と仕事の両立

9、外国人材の受け入れ問題

これが政府が提唱している「働き方改革」の内容です。しかし、報道されているのその内の賃金と労働時間についてのみです。

なぜ、「働き方改革」が必要なのか。その本質を知る事が大切です。

今を生きる私たちのこの時代は、1日でどんどん社会が発展しています。その変化に、柔軟な対応力と思考力が今の時代には必要となっています。

「俺の時代は…」「俺が若かった頃は…」

その時代はもう過去のものです。

今を生きる、この時代の生き方を見つけましょう。

あなたはあなたらしく。僕は僕らしく。

コメント