夏がもうすぐやって来ます。
夏は体の露出が増えるので、二の腕やお尻、太ももなど身体の部分を気にする人も多いと思います。そして人は言うのです。
「痩せなきゃ。」「細くなりたい。」
この身体は?
さて、皆さんは自分自身の身体についてどのようにお考えでしょうか?
この身体は自分の所有物であると思っていますか?
以前に「この身体は、自分の物のようで、自分の物ではない」という事を伝えました。それは、心臓など体内の臓器は私たちの意識以外で動いているからだという根拠からお話ししました。
結論から言いますと、この身体は自分の物ではない!と言うお話になります。
今回の切り口はダイエットです。
ダイエット
なぜ、「ダイエット」という言葉があるのか。なぜ、「ダイエット」をするのか。
人の体は食べたもので作られます。
コレステロールの多い食事を取れば、体内ではコレステロールの数値が上がり、その警告として病気として現れます。
また、塩分の多い食事を取れば、血圧が高くなり、心臓や血管に負担がかかります。
また、糖分の多い食事を取れば、糖尿病になったりします。
この身体を維持するためには様々なエネルギーが必要となります。そのエネルギーをバランスよく摂取する事で健康が保たれ、今日も元気に暮らせるのです。
しかし、人間の身体は素晴らしいので、少々のことでは問題が起きたりはしません。長い年月の積み重ねによって、食生活の改善を促す病気が起きてくるのです。
必要以上にエネルギーを摂取していたら、脂肪となり体にはどんどん肉がつくのです。
自分の勝手で食事をしているにもかかわらず、痩せたいと人は言う。
なんとも我が身勝手な生き物です。
もし、この身体が自分のものなら、自由自在に体重を増やしたり減らしたりできると思います。
しかし、できないから「ダイエット」をするのです。
食事制限をして、運動をして。
この身体は、決して自分のものではありません。
維持・管理
この身体は自分のものではありませんが、あくまで使用するのは自分です。
使用人である自分が自分を点検し、健康を維持・管理しなければなりません。
多くの人が運転する車だってそうです。定期的な点検や、備品の交換などが必要になってきます。
タイヤがすり減ったらタイヤを替える。オイルの入れ替えなど、安全に運転するためには点検をし、ある一定の基準を維持しなければなりません。
この身体も同じです。定期的な検査を受け、体内に異常はないかチェックして、健康の維持をすると思います。
身体さんからのメッセージを受け取っていますか?
肌がカサカサだ。とか
口内炎ができた。とか
まずは小さな小さなメッセージを送ってくれます。それを見逃し続けた先に大きな病が待っているのです。
自分自身が使用するこの身体を、大切に使いましょう。
今日も元気だ!ありがたい
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