勝負

最強とは、最も強い存在の称号です。すなわち、勝負をして勝ち残った頂点に君臨する者にのみ与えられる称号です。

スーパーヒーローなどは最強というワードを駆使して子供達の心をくすぐります。私たちの生活のどこかに、「最強になる」とか「私が一番になる」そんな意識はありませんか？

頂点を目指す！というモチベーションは素晴らしと思います。しかし、この道はとても苦しい道だと思います。

トップ、頂点を目指すには勝ち続けなければなりません。相手に勝つためには、倒さなければならないのです。

特撮ヒーローものは地球を支配しようとしている悪の存在を正義のヒーローが倒す。誰もがスカッとする勧善懲悪の物語となっています。

しかし、会社でトップになる。この分野では最強になる。

これは特撮ヒーローのようにうまくいきません。

戦う相手が同じ会社に勤める仲間であったり、同業者であったり。この争いはとても醜い争いとなります。

例えば、ある地域で飲食業界のナンバーワンを決めるとします。

営業利益で同じような店舗が2つ存在します。すると1位の称号欲しさに「うちは品数が多い」とか「駐車場は〇〇台とめられる」とかどんぐりの背比べがはじまります。そして最終的に相手への批判がはじまるのです。

「接客態度が悪い」とか「清潔さが足りていない」とか

お互いがお互いの批判をはじめるのです。最終的にはお互いの揚げ足取り合戦になるでしょう。このような争いは誰も得をしません。

無駄な争い、人との争い、同業者との争いはやめましょう。

どうしても、勝負がしたい。勝つ喜びを味わいたいのなら、昨日の自分と戦うべきです。

戦いを挑みたいのなら、昨日の自分と。過去の自分と戦いましょう。

無敵

あいつ！あの人！あいつら！など、敵を作ってしますから勝たないといけなくなってしまうのです。自分という価値を見出すために、他人と比較するのはやめましょう。

人は人です。アイツはアイツです。

他人の評価など、思いの外意味をなしません。

人からの評価のために生きる人生ほど、もったいない生き方はないと思います。

自分を磨いて、どんどん輝く生き方を。敵は必要ありません。誰がなんと言おうとも、あなたの価値に影響はありません。ただ、大切な人や大切にしたいと思う人のことは聞くことをオススメします。

さぁ今日という日はもう二度とありません。二度とない今日を、自分という最高のライバルと供に！