「物差し」とは、物の長さを測るものです。その物に当てることで、長さを知ることができます。
また、人それぞれに「物差し」をもっています。
例えば「おもしろい」という物差し。おもしろいと感じる事を「ツボ」と言います。
皆さまそれぞれにおもしろいと感じる笑いのツボは異なるます。
また、「美味しい」という物差し。
ラーメンといば、こってりラーメン!という人もいれば、こってりよりは、あっさり系のラーメンという人もいるでしょう。
皆さまそれぞれの価値観があるのです。
価値観
僕には僕の価値観。人には人の価値観。この価値観とは決して同じものではありません。
生まれた場所、育った環境など、色々な経験から「価値観」というものが形成されていきます。
日本人といっても価値観なんて異なります。同じ両親から生まれた兄弟だとしても、価値観は異なります。
価値観が同じということはあり得ないわけであって、多少似ているところがある程度のレベルです。
よく聞く離婚原因に「価値観の違い」とありますが、価値観は違って当然でのことです。なぜ違うことで人の良し悪しを判断するのか。人とは本当に勝手な生き物です。
器
価値観は絶対に異なります。夫婦なんか違うに決まっています。両親も違う。生まれた場所・育った環境だって違う。価値観が同じになるわけがないのです。
価値観は相手に押し付けるのではなく、受け入れるものであります。これは夫婦に限らず、社会で生活をする上でとても大切なことです。
自分の価値観を相手に押し付けていたり、強要することは争い事の原因となります。
・価値観は異なる
・価値観は受け入れる
そんな心構えが大切です。
仲の良い友達の条件とはおそらく、価値観の似ている人が多いと思います。
そのような出会いはなかなかありません。まさしく「価値観が似てる。ラッキー」です。
他人を受け入れる器、受け止める器作りをすることが大切です。
感情
どんなに頑張っても、腹の立つときはあります。嫌な人は嫌に決まっています。そのような時があって当然です。
そういう時は、「僕はこんな事があると“腹がたつのか”」と客観的に自分を見るように心がけましょう。
腹の立つ事が起きた時、感情の赴くまま暴言を吐いたり、暴力を振るう。これは決して解決にはなりません。
自分の価値観を知ることも大切です。そして、受け入れましょう。自分を受け入れる事が第一です。
自分を受け入れ、自分を知る。
世界にはさまざまな価値観を持った人がいます。その価値観を否定して時点で、争いのスタートになります。
認め合い、受け入れる。
争い事のない楽しい世界を作るのはこの世界に住む私たちです。
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